Victoria Falls (2007年9月)

[ Niagara Falls ]     [ Foz do Iguaçu ]     [ Victoria Falls ]     ( Return )

夏休み,兼,マイルの処分で,「三大瀑布制覇」を達成!


往路

2007.9.7
TG 677.
9万マイルを行使し,「スター アライアンス特典航空券」をゲット.
(そうは言っても,サーチャージで¥35,650,取られたけどね....)

南アフリカのJohannesburgを目指します.
行きはタイ航空を使って,まずはBangkokへ.
B747-400.

台風がもう少し遅ければ,すべての計画が瓦解するところだった.
成田に着いて 「定刻」 の表示を見て,かつてこれほどうれしかったことはない(涙).
2007.9.8
TG 703.
Bangkokで夜行便に乗り継いで,Johannesburgへ.
写真は翌8日(土)朝,Johannesburgに着いたところ.
A340-600.

Bangkokは,ゲートを抜けた後に売店がないので,水を買えません.
2007.9.8
BA6285...そうです,かの英国航空です(運行はComair社).
JohannesburgからVictoria Fallsへ.
この区間(往復)だけは,南アフリカ航空便が取れず,自腹です.
インターネット予約でZAR2,587(¥45,601)/往復.
B737-300.

ホテル

2007.9.9
The Victoria Falls Hotel.
8日(土)現地時間14時半すぎにたどり着いたので...家を出てから所要34時間.
2007.9.9
ホテルのテラスから,「ビクトリア大橋」 が望めます.
滝はこの写真の左端.わずかな白煙が見えます.
橋の左側が,いま居るZimbabwe.
我々の世代の教科書には Rhodesia と載っていた所です.
右側は,お隣りZambia.
2007.9.8
83号室.
インターネットで予約.3泊でZAR3,850(¥68,556).
くわえて食事やランドリーサービスで,精算分がZWD(公定)2,820,000=USD94=¥10,908.

ジンバブエ側

2007.9.9
Zimbabwe側の公園入口.
USD20.
どこから来たのか,来場者調査をしていました.
「日本からは,今日はまだ6人目だ」って.

ここを入らずに右方向に進むと,橋を渡ってZambiaに至ります.
2007.9.9
こんなかんじ.ごく一部です.
落差がすごいです.100m程度.
2007.9.9
ごく一部です.
2007.9.9
虹です.
2007.9.9
「Big Tree」というバオバブの木.
これは公園の外にあります.

ザンビアへ

2007.9.10
Zimbabwe側のゲート.この建物の左側に入ります.出国の手順は...
  1. 中央の「Immigration」の窓口でパスポートを見せます.
    「パスポート」と,「小さな紙切れ」のそれぞれに,スタンプを押してくれます.
  2. 左の「Customs」の窓口で,「小さな紙切れ」に,もう一つスタンプをもらいます.
  3. 建物の外のゲートで,「小さな紙切れ」を係員に渡して,いよいよ出発.
2007.9.10
屋根の上にいたお猿さんです.
2007.9.10
ビクトリア大橋です.
ナイアガラ以来の徒歩での国境越えです.
単線の鉄道も通っています.
2007.9.10
Zambia側で入国手続きです.
写真右側のほうから歩いて来て,この建物の左側に入ります.
中の一番右側の窓口で,USD10を支払います.

タクシーの呼び込みが多くてウザイ.
2007.9.10
Zambia側の公園の入口です.
USD10.
2007.9.10
Zambia側からはこんなかんじ.
ごく一部です.
2007.9.10
ごく一部です.
左奥に,渡ってきたビクトリア大橋が見えます.

帰路

2007.9.11
10:00がホテルのチェックアウト期限.
時間をつぶして...11:20にシャトルのピックアップ.
空港へ.
片道USD15.
インターネットでホテルに依頼すると,送迎の設定をしてもらえます.
Wild Holizonsという送迎業者でした.
2007.9.11
BA6282.
13:50のフライト(実際は 14:13).
Victoria FallsからJohannesburgへ戻ります.
2007.9.11
InterContinental Airport Sun.
乗り継ぎの都合で,やむなくJohannesburgで一泊.
ここJohannesburgは “リアル北斗の拳” の世界ということで,空港直結のホテルにしました.
高かったですが,安全を買いました....

各Webで話題の,税関を抜けた後の“黒人警官の荷物チェック”ですが,しっかりと とっつかまりました.
でも,とくに(因縁つけられて)たかられることなく,無事に通過.
2007.9.11
111号室.
インターネットで予約.ZAR2,162.夕食の精算を含めると,ZAR2,386.67(¥38,835).
2007.9.12
SQ479.
帰りはシンガポール航空です.
JohannesburgからSingaporeへ.翌朝着.
B777-200.
機内エンターテイメントの番組数が豊富でした.
2007.9.13
SQ012.
翌朝13日(木),Singaporeで乗り継ぎ,成田へ.同日夕方着.
B747-400.

Singaporeも,ゲートを抜けた後に売店がないので,水を買えません.

The Victoria Falls Hotel

レストラン

『地球の歩き方』誌からは「ジャケットとネクタイが必須」のように読み取れますが,そうではありません.
レストランは三つあって,そのうち最上級のものは,たしかにそのとおりです.
あとの二つはスマートカジュアルでOKでした:

◎The Livingstone Room
 要予約,フォーマル.

◎Jungle Junction
 要予約,スマートカジュアル.

◎Stanley's
 予約不要,スマートカジュアル.
 昼間は「The Terrace」として喫茶店化されているところ.

 ここで食べていましたが,USD26〜30/食 程度でした.


為替

ジンバブエドル(ZWD)のレートは...
・公定 …… USD 1 = ZWD  30,000,
・実勢 …… USD 1 = ZWD 132,058.

     (「公定」:ホテル内で両替するなら,このレート,
      「実勢」:ホテルの喫茶で出されたコーラ300mlが,USD2=ZWD264,116 だったことから.)

ホテルでは,外国人はUSドル払いとなります(滝の入園料もそうでした).
たとえば,上述のレストラン Stanley's の check には,こんな額が記されていました(ZWD):

 1,056,464.00 Soup
  1,980,870.00 Quiche
    396,174.00 Tea
  -------------------
  3,433,508.00 Total

...実勢レートですね.
しかしこのホテル内の換算制度は(外国人)顧客本位にうまくできているもので,
これがなぜか USD26 での支払いですませられます.
ゆめゆめ ZWD 3,433,508.00 ÷ 30,000 = USD 114.45 になったりは,しません.
実際,メニューの最終ページに,価格表が,USドル表記で付いていました.


換言すれば,市中で,「実勢」のジンバブエドルにてカードで物を買ったりすると,
円での支払い額が4.4倍前後に膨らむ可能性があります(実勢132,058÷公定30,000=4.4倍).
カード会社は,「公定」レートで ジンバブエドル→USドル→円 へ換算するためです.
たとえば上述の食費の例でいうと,帰国後に,
「USD26」相当ではなく,「USD114.45」相当の請求が,押し寄せて来かねないのです.

...“可能性”というか,実際にそういった被害(?)に遭った方がいる 旨のお話をお伺いしました.
行く前に立ち寄った白金のジンバブエ大使館にてです.
グレートジンバブエのおみやげ屋さん でのことだったそうです.

「カードで払うなら,『公定のZWD』か,『USD』扱いで」ということですね.

[ Niagara Falls ]     [ Foz do Iguaçu ]     [ Victoria Falls ]     ( Return )
Sept. 17, 2007 Roy