現在禁止されている,以下の事項の認可を目指します:
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* 認められる場合もあります:下図ご参照.
† D-STARでは可能です.
いま,レピータは,「免許人が JARL」「費用負担が各管理団体」というネジレ状態にあり,池田総会での質疑応答などによると,改善が検討されつつあるようです.
ならば千載一遇のチャンス.
これは結局,総務省の内規――電波法関係審査基準――を改正する必要があるのですから,この機に乗じて規制緩和を獲得してしまいましょう という目論見です.
ゼロから交渉を起こすのに比べたら,実現のチャンスは格段に高まるはずです.
すでに VoIP を介すことで実質同等なことはできていますから,禁止する理由はさほどないはず.
ただ,否定的な指導・意見は以下のとおりと想像します.
それらに対する考えと併せて示します.
『特別記念局』(ナショナルイベントむけ)のほうは制度を維持;
『特別局』 (ローカルイベントむけ) のほうは,次のいずれかを後継策とし,制度廃止へ.
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総通への直接申請は,すでに全エリアにおいて事例が確立されました.
また端的な例では,「名古屋大学の70周年」を連盟の行事として祝う必要性には疑問を抱かざるを得ません.
今後はJARLの手を煩わせずに負荷軽減.
ローカルクラブで直接開設してもらう方向に舵を切ります.
また,「特別局」と「特別記念局」との違いも,十分認知されているとは言い難いものがありますし,その境界もあいまいになってきました.
それも本提案による結果としての“一本化”によって,解消できます.
なお,
7月末の理事会での議論で,特別局・特別記念局に関し“会長決裁”という仮の方向性が出されています.
しかし本提案はさらに一歩踏み込んで,「従来ルールでの特別局は廃す」というものです.
RL局(中央局・地方局)へ一本化して巻き取ります.
これによって,「機材」そのものや,「免許手続き」のコスト削減をねらいます. |
既存の権益になんでもかんでもすがりついていては,財政再建はなしえません.
これだけ会計が困窮している中で,JARLの『補助局』を配備・維持する必要性は薄れてきているはずです.
本提案に至った背景は以下のとおりです:
『補助局』の整備が進められたのは10年前まで.
最後に信越の補助局JR0ZAXが整備されたのは2001年度でした.
すでに減少トレンドに入っていたその時点と比べても,局数で6割・JARL会員数で7割にまで低下しています:
局数 | JARL会員数 | |
『補助局』の整備が終わったころ | 805,279局 (2002年3月末) | 106,538会員 (2001年9月7日) | いま | 450,366局 (2011年6月末) | 69,849会員 (2011年6月7日) |
ARISSスクールコンタクトも国内55例に至り(倉田小学校までを計上),もはや十分認知されてきたはずです.
そこでQSLカードの「発送は無料」のルールを改正し,ビューローの負荷の軽減,または双方向転送化による収入増を図ります. |
現行の扱いは,臨時局からの「発送だけなら無料」「双方向交換なら有料」です.
「発送は無料」を制度廃止し,ビューローの負荷軽減――あるいは対価を得ての発送――を図ります.
しいて繰り返しますと,既存の権益になんでもかんでもすがりついていては,財政再建はなしえません.
臨時局によるPR運用は,教育的見地よりはむしろ “PTAがパイルアップを楽しむ場” と化してはいませんでしょうか?
そもそも教育的見地であれば,「児童さん生徒さんが成し遂げたことの記念」として,QSLカードは双方向交換(有料転送)の上,学校機関などに保存されなければならないと考えます.
(しかしQSLカードは原則個人情報が記載されたものです.
ですので,「真に学校機関に喜ばれているか?」は確認が必要ではないでしょうか.
「じつは迷惑がられて校長室の金庫の中」とかでは,不本意ですよね.)
またすでに,ARISSスクールコンタクトの認知は十分進んだはずです.
始まってから55回を数え,きたる11月でもう10年になります.
しかも,JARL NEWSなどでその都度その都度報道されてきていますので.
2.a~2.cの提案を下図に整理します:
いまの四アマ合格者数は13,388名(2009年度).
「入りがこれしかないんだ」という,この数字に立脚した運営に移行します. |
四アマ(旧電話アマ)の合格者数は,以下のとおり,ピークの8%程度にまで減少しています:
年度 | 四アマの合格者数 |
1991 | 170,837 |
2009 | 13,388 |
これと,現在のトレンド――再免率・受験年齢――が続くと仮定し試算しますと,日本のアマチュア局は超長期的には12万局にまで減少します.
http://jj1wtl.at.webry.info/201009/article_3.html
「入りがこれしかないんだ」という,この数字に立脚した運営が必要です.
【ご参照ください】
JARL NEWS 2010年 秋号 p.66 『始めてみよう!QSLカードに関するエコ活動』
そもそも,これだけアマチュアが減ってきているのに,「月転送枚数100万枚」が一向に下がらないのは,何かがおかしいですよね.
たとえば東京都支部の場合,支部会員からの意見は,以下のサイクルで吸い上げられ~ご判断いただくこととなっています:
しかしこれですと,以下の課題をはらんでいると考えます:
会員からの意見具申が容易にでき,審議が迅速に回るような改善策の導入を図ります.
たとえば,このサイクルを“反時計回り”にすれば,一点目の問題は解消されます.
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